Ich verstehe nicht.

冷静と情熱の間を表現できないアラサー

今週のお題「バレンタインの思い出」

この記事を妻に見られたら死ぬのですが書きます。

 

今でも鮮明に覚えてる中学二年のバレンタインデーの話。

学校から帰ってきて家でゲームやってました。

確か夕方四時過ぎ。

ゲームしてたら家のチャイムがピンポーンと。

こんな時間に珍しいな。

 

母「◯◯ーー!!(俺の名前)××ちゃんよーーー(元彼女の名前)」

 

あれ、こんな時間にあの子が来るなんて。

この時既に、この日がバレンタインデーってことは家に帰って忘れていた。

 

その当時から気にはなってた女の子で

恥ずかしくて話したこともなかったんだけど

廊下で一目惚れをして、仲の良い女友達にあの可愛い子は誰だと

聞いたらそれが地獄の始まりだった・・・

 

その女友達はスピーカーだったのだ・・・

 

周りの友達に言いふらすは元カノにも言いふらしてしまって

結局恋のキューピッド的に勝手になってしまった感じ。

 

話は戻って、

二階からの階段を駆け下り家の外へ。

あれ?なんでこんな時間に好きな女の子がうちの玄関に?

しかもなんでニヤニヤした女友達が二人もついてきてんの?

 

「これ、バレンタインデーだから・・・」

「ありがと・・・」

「好きだから付き合って・・・」

「はい・・・」

 

こんな感じだった気がする。

 

それから六年後。

 

ある日、彼女と俺の友達と一緒にカラオケに行った。

その時はもう大学生になっていた。

彼女がトイレに行った時に、携帯が鳴った。

メールかな?と思って開いて見たタイミングで彼女が戻ってきた。

当時同じ機種の携帯をお揃いで使っていたので

受信トレイまではあっさりアクセスできた。

来てたメールはパチンコ屋の案内だった。

あれ・・・こいつパチンコなんかしたっけ・・・まいっか。

もちろん、浮気など微塵も考えずに・・・

 

俺「メールきてたよー」

彼女「ちょっ!!何やってんの!!!」

 

あやしい・・・

 

携帯を奪って中身を見たら

受信トレイのそのメール以下がすべて俺の知らない男の名前。

 

わけも判らず彼女の頭をヨガスマッシュ。

連発でヨガスマッシュ。しかも本気で。

とりあえず友達に止められたが彼女はメールを見られまいと

携帯を即座に奪い返し受信トレイの中身を一斉削除。

 

俺もまた携帯を奪い返し送信トレイをチェック。

 

「もうすぐで別れるから待っててね」

 

そこで六年の恋は終わった。